宇宙の如く私語するぷふぃ

ほれ、聞いてみろ。そこにはまだ呟きが聞こえるのだ。

かたりくち

各人には各人の好みの語り口がある。カタリクチ、大事。

誰が、いつ、どこで、どのように説得するかで、受け手の印象がガラリとかわるよね。

たとえば駅のホームに保護柵を取り付けようとする。どんな語り口があるだろうか?

①弱者の保護は当然である。(こういう語り口は「弱者」の中身も「保護」の中身も重要になってくるから注意が必要だ。例えば飢餓線上にある子どもたちに食料を!と言えば、実際に送金や輸送するかどうかは置いといて、「え~?」と言える人は相当少ないだろう。弱者という抽象語は「誰」を特定しないから、賛成も得やすいが、反対も得やすい。近時は拒絶反応起こす人の方が多いのではないだろうか?)

②ホームの安全は電車遅延等が改善され、みんながハッピーです。(弱者もハッピー!強者もハッピー!)

③電車のダイヤの修復は多大なコストを要するので、それが改善されれば、人件費の節約等、コスト改善に役立ちます。

 

で、何が言いたいかというと、案外自分の好みの語り口って自覚されていないことが多くて困るなあ、と思うことがしばし・・・という愚痴。

誰かがぼくにいい事を言ったとしても、内容には賛成しても語り口にはゲンナリ、とか。逆にぼくが自分の思いを話しても伝わらないとか・・・。

何かを議論するときはこの辺の自覚は大事だと思う、が、なんだかなあ、という愚痴。