宇宙の如く私語するぷふぃ

ほれ、聞いてみろ。そこにはまだ呟きが聞こえるのだ。

「同情するなら金をくれ」

もうけっこう昔になるんでしょうね。赤木智弘氏の「丸山真男を・・・」論文が世に出され、それが、世間(?)に波紋を呼んだという言う話し。

読んでないけれど、偉そうなこといいます。ごめんなさい。的外れなら(的はずれでなくても)読まずに偉そうなこと言えるようなバカな奴と無視してください。

 

さて、読んでないけど、きっと、この論文で言ってことって「同情するなら、金をくれ!さもなくば、自爆テロも辞さない!」と言ってるだけなのではないだろうか?やれ戦争が云々なんて、枝葉末梢なんでないの?それで、これに反論した人たちの慌てふためき方は愉快なこと。

しかしこの「同情するなら金をくれ」というテーゼのなんと強烈なことか!おそらくこれに「どう反論しようか?」と考えただけで、少なくともサヨクは名乗れないでしょうね(いや、むしろウヨクの方かな?同国人が嘆いているんだからね。おそらくこんな困った奴は同国人と認めない、とウヨクは開き直るしないよね。)。

個別具体的な貧乏人=赤木智弘氏と抽象的一般的貧乏人=貧乏人Aさんの問題と、そして個別具体的な金持ち=たとえば、たぶん丸山真男先生とか(?)、そして抽象的一般的な金持ち=国家(?)の誰が金を出すかという問題とひとまず整理できるのかな?

で、たぶん赤木氏に反論したような人たちは、個別具体的な赤木氏は救いがないし、個別具体的なこの私は直接的には金をださん!となるでしょうね。う~ん、難しい(ちなみに100%どうでもいい話だけど、このブログを書いてる当人だって年収200万以下だし、赤木氏の言で言えば、十分「金をくれ」「仕事くれ」ってなもんだけどさ。)

 

・・・う~ん、やっぱ「同情するなら金をくれ」ってテーゼは重い。

個別具体的な貧乏人に金を寄付すればいい問題じゃないし。

じゃあ、格差社会の構造が問題なのだから、個別具体的な赤木氏(もしくはpicolight氏)はどうでもいいよ、って話しでもなんか違うような気がするし・・・。

誰かこれをテーマに新書でも書いてくれないかな?